タントラの定義
『男性性と女性性を融合することにより、
創造エネルギーを生み出す教え』
私たちはタントラをこのように定義しています。
タントラはヨガであり
インドの密教として伝わりました。
現代ではヨガ自体すべての経典が飛ばされ、
ヨガのポーズのみが流行しているように
すべての精神的向上の部分より
欧米では『セックス』の部分のみが
一人歩きしています。
しかしながら
どんな素晴らしい精神論を学ぼうと
体験や実践に勝るものはないのと同じように
私たちのパートナーシップおよび
人生において迄も
大きな鍵であると
私は信じています。
私がタントラに入ったきっかけ
私自身30代の頃、
アメリカでEDに苦しんだとき
藁をもすがる気持ちでたどり着き、
私の人生はそれを機械に大きく転換することに
なったからです。
恥ずかしながら日本では
セックスの経験もなく
誰にも相手にされなかった自分が
世界中の女性から
声をかけてもらえるようになり
そこで学んだエネルギーは
女性男性問わず、世界の人たちと
通じるきかっけとなり
自分の足りないと思っていたもの
恥じていたもの
嫌だと思っていたもの全てを
真の力に転換するマジックでした。
さらに素晴らしかったのは
私の職業であった陰陽五行の教えと
マッサージのテクニックに
愛と生命という息吹を
齎したのです。
マッサージ学校で地道に
働いていた私は
次第に全米やヨーロッパの国に
次々と講師として
招待されるように
なりました。
タントラから学んだ3つの知恵
1)神聖なセックス
日本ではまったく教わらなかった
『神聖なセックス』という考え方は
私の異性との付き合い方を180度変えました。
それまで、女性は自分が誘うもの
男が女をゲットするもの
ハンター・ゲームのように捕らえていたので
私は初めからその勝負に出られませんでした。
考えてみれば当たり前のことですが
私たちはその神聖な行為によって生まれてきた
貴重な存在であり
そこを受け入れること自体が
自分自身とパートナーとの本質に戻る
第一歩でありました。
2)嫉妬や執着に囚われない生き方
もう一つの目から鱗だった体験は
男性と女性の嫉妬や執着に囚われない
自由で相手の幸せを願う生き方でした。
見合いを強要されたり
結婚は永久就職のように聞かされて
育った私にとって
どう考えても逃げ出したくなるような
世界だったパートナーシップは
今では最も幸せな生活の原点であると
思っています。
3)セクシャルパワーでカラダを変える
そして、身体のエネルギーシステムを理解し
セクシャルエネルギーを正しく使えば
自らの健康・バイタリティ・美と創造に
年齢を問わず注ぎこめること。
一般的には定年を迎える年齢に達しても
夢と希望に溢れて生きていけるのは
間違いなくタントラ・マジックだと
思っています。
タントラの正しい理解が世界を変える
『神聖なセックス』と『性ビジネス』のギャップ
スピリチャリティと宗教支配や洗脳との誤解
愛とハートのつながりと、結婚や役割と縛り
男女の役割の決めつけ
私たち日本人にとって、
混沌たる歴史の中で
あまりに混同されて教育されてしまった
概念や観念
私たち自身が経験した
男女関係の矛盾や
結婚や制約に囚われた感覚が
倭のタントラという教えの中で
自然に還っていくことを
心から願っています。
次世代の子供達のためにも。