

3ヶ月前、突然インドに呼ばれました。『インドに行くか・・・』って思ったら、それはなんと言うのか『いや、インド行かなきゃ』『それも今!』って感覚。
12月にオンラインストアをクローズするとき、何か次のビジネスでも考えないと生活出来ないんじゃ?とも思ったんですが、なんていうか、まず、インド行ってみないと、次にやることの入り口が見えないし。ってかんじ。いや、実は、インドだけじゃなくって、この先にも2つほど『行かなきゃ』プランは待ってて、それも追ってお話ししようと思いますが、なんというのか、まったく根拠はないけど、絶対遂行しなきゃいけないプラン1だったんです。
この旅を想いついたとき、私は雪乃さんを講師に迎え、パスワーキングのクラスを開催していたのですが、この時、ハリケーンで皆様に会場云々でご迷惑をかけたクラスの最後に、雪乃さんから『チェネリング』のプレゼントがあり、私のテーマは『インド旅行と仕事の今後』でした。
このチャネリングは、テーマにあわせてキネシオロジーでタロットのカードを一枚引き、その専門分野のアカシック・レコードと交信するというもの。私のためにアクセス先として選ばれたのは、『行動力、実行力』の分野。聞いた質問は、『インド行き決めたんですけど、一体どこに行ったら良いのか?』という質問。
『助けてもらえるから大丈夫』Yukino
『え?でも一人で行くんだけど、誰が?』Asami
『四角い顔のインド人』Yukino
『うーん。今のヨガの先生?』 Asami
『違う』 Yukino
『ロスにいるニラード?』 Asami
『違う』Yukino
行く先で会う Yukino
どんな旅?Asami
スパイスと食と、健康の旅 Yukino
くらいの会話だったと思います。
さて、この後、ちょうど同じ時期にゆきちゃんがインドに旅行することを聞き、(私のホリスティック・カウンセリングの第一号のお客さんでもあり、今やアーユルヴェーダのみさちゃんのところで働いている、私の100倍くらいしっかりしてて計画性がある)なんの、かんの、プランを立ててるうちに、けっこう行き先が重なりました。
私がせっかくインドに行くならやりたいと思ったのが、『ケララ』というアーユルヴェーダの発祥地。アメリカの10分の1くらいの値段で、パンチャカルマでも受けたいなーと思ってたのと、アガスティアの葉。あとは初めてのインドなんで、初心者観光ツアーで良いだろうなって思ってたら、彼女の興味もほぼ一緒。楽しい道連れ?が出来ました。
インド旅行の前後に講習会が目白押しだったのもあって(なくても同じかもだけど)、結局私はまーったくリサーチしなかったんだけど、彼女は本当にマメに色々調べてくれて、結局、ニューデリ→ バラナシ(ガンジス河周辺)→アグラ(タジマハール)→デリ→チェンナイ→オーラビル(理想郷の楽園)→アガスティア(運命の記されている葉っぱ探し)→ケララ(パンチャカルマ)という大まかなプランは決まり、あとは、その場でなるようになるさ〜!!という旅の始まり始まり。
インド旅行の前日、ゆきちゃんから、『一日目のホテルくらい取って、空港まで迎えに来てもらいましょうか』との提案。確かにネットをサーチしても、一日目のホテルも予約しないのは無謀・・・みたいに書いてあるし、ゆきちゃんが色々サーチをしてくれたんですが、私はなんか、色んなことに追われてて、『ゆきちゃんの好きにしてくれて文句言わないから』ってスカイプで返事したんだけど、なぜかそのスカイプが届かなかったので、結局、宿もお迎えも頼まず出発。
空港から新しいエクスプレス電車が出来て、20分程度で市内まで行くらしいって記事を発見したので、『これでいいじゃん?』と私は思っていました。
さて、いざニューデリの空港に降り立つと、このエクスプレス・トレインへの地下道は、人がまったく居なくって、床掃除のお兄ちゃん達が暇だからか、何回も何回もワックスかけてるみたいで、滑って転びそうになるほどツルッツル。チケット売り場に行くと、120ルピー(220円程度?)
ちゃんと下調べしてあるゆきちゃんは、『え。そんなのインドでは破格の値段ですよ・・・』とか、『どこで降りたら良いのか、わからないですよとかちょっと渋り気味。
私はあと5分で出てしまうという時間がなぜかすごく気になり(30分に1本出てるのだけど)『いーじゃないのよ。200円くらい。早く早く!ニューデリって書いてあるんだから、そこで降りりゃ、なんとかなるって。』と彼女を急がせ、電車に乗り込む。
『ニューデリ、駅がいくつもあるんですよ。私がリサーチした外人の沢山泊まってる安ホテルのエリア(メイン・バザール)にどうやってたどり着くのかしら・・・』とゆきちゃんが地図をあれこれと見ていると、前の席に座っていたインド人のおじさんが『どこ行きたいの?』と声をかけてくる。
ゆきちゃんとそのおじさんがしばらく話をしてると、『ああ、そこは私のオフィスがあるところのすぐ近くだから、連れてってあげるから心配するな』と
インドは、どこに行っても、この『連れてってあげる』てのはタダでは済まないらしく、だいたい普通にかかる費用の倍以上を請求されるとか、ガイド代を取られたり・・・とか聞いてたけど、この人は大丈夫でしょう〜!!って感じ。 アメリカやタイに頻繁に行き来してるみたいで、なんか、目が澄んでキラキラしてるし、私達なんかよりずっとお金持ちそう(笑)
後から聞いてみると、このおじさん呼ばわりしたラジーは年下だったけど、(笑)衣服や香料、お茶、エッセンシャルオイルなどのトレーダー。結局、私達の荷物を手伝いながら、メインバザールまで連れて行ってくれて、ホテルの選び方、交渉の仕方なども親切に教えてくれた。
『あ、もうミーティングが始まるから行かなきゃだけど、デリを案内してあげるからここに電話しなさい』と名刺だけを残し、彼は、車とバイクと、自転車と人と犬、たまに牛が、1ミリくらいの間隔ですれ違いながら行き来する、砂埃にまみれた商店街に消えてゆきました。
メインバザールは、知らなかったら、ぜーーーーったいに泊まらないでしょうってくらいボロボロの通りで、世界中で一番ホテルがひしめき合っている通りだと、ラジは言っていましたけど、まあ、それはそれは、崩れ落ちそうなホテルがいっぱいあって・・・
値段は200ルピーから1000ルピーくらい?ゆきちゃんが調べてくれていた、ホテルパヤルという日本人に人気の宿は、なんか、ちょっとねえ・・・ってくらい狭くて暗くて清潔感に欠けたので、私達はその倍もする!たぶん、この通りでは最高級ホテル!Aman 1000ルピー、約1800円(もちろんしつこい交渉後)に泊まりました。
まぁまぁきれいでモダンなアメリカ風のホテル。一応小さいエレベーターもついてるし、お湯も出るしタオルもまあ、ふかふかだし、値段相応だと思います。
注:バックパッカー気分を味わいたいなら勧めません。
この半額くらいでもいくらでもあります。空港からもメトロとかなら1/3くらいの値段で行けるはず。でも、ホテルはネットで取るより、直接の方が安いとは思います。片言の英語話せるなら、ホテル泊まれなくて困るってこと・・・ないんじゃないかなぁ。時期によるのかもだけど。
いや英語喋れなくたって、交渉する度胸だけあれば平気と思う。 (高いネ 払わないアルネ)くらいの謎の外国人風味?で行けばきっと!
この日は右も左もわからない初めてのインドで、近辺をウロウロしてるうちに、あまりに空腹でたまたま入ったレストラン(周辺にそこしか食べるところなし) は、あとから気がついたらフィガロにも載ってたくらいのOuter CircleにあるJAL支店の並びにあった、ヴェーダという高級レストランで、(とはいっても、まわりの汚さからは想像もつかない。)1000ルピー(1800円)のディナーコースを食べました。
ちょっと揚げ物多かったけど、味はなかなかだった。その辺で食べるミールとかの5−−6倍くらいの値段でしょうが、ゆっくり座って、それなりに美味しいものを食べたい方にはお勧め出来る。
注:インド・サバイバル旅行感を味わいたい方にはお勧めしません。
私達のインド旅行は、とーってもスムーズに、そして結構豪華に始まりました!

前菜のカッテージチーズと3色ピーマン。これがすっごい美味しかった。

ほうれん草とチーズのタマリンドソース

グリーンとポテトの胡麻あげ
この辺から、話に夢中になり、シャーベットの写真取り忘れる
この後小さなデザートが出ました。