

↑ 倭のタントラ Level2で、決めた目標に立ち向かってる美女達。
日本でキネシのセッションを連続して沢山やりました。久しぶりにIHの話題。とはいってもタントラのクラスも、実はこのIHの流れと同じコンセプトで作ってあるのです。
たとえIHを知らなくてもこのしくみが理解出来れば、人生がメチャメチャ楽になる。
つまり、IHのステップは、人生の真髄を単純明快にステップ化してるので、このしくみが本当の意味で理解出来れば、この先何が起ころうとあまり悩むことはなくなると思います。
でも本当の意味で!という所をもう一度強調させてください。それほどトリッキーなのです。
私の愛する師匠、マチルダが宇宙からダウンロードしたこの手法。生徒として、オーガナイザーとして10日間のクラスを5回はリピートして、真意を理解するのに何年もかかり、私も始めまったく勘違いしました。
・・・・て何のことだか早く説明しろ・・・っですよね。 笑
IHのセッションは、まずはじめにクライアントさんに今滞ってる『問題』や『チャレンジ』を聞きます。
良くあるのが腰痛とかの『カラダの問題』
あるいは家庭や会社での『人間関係』
あるいは仕事や人生が思うように行かない『金銭問題』『キャリアの問題』などが出てきます。
殆どの問題には、それを引き起こした原因や、他のデキゴトとの思わぬ関係があります。
本人が自覚出来るような理由もあれば、そんなん忘れてましたよ〜!と思うような20年前のデキゴトだったりすることもあれば、下手すると胎内だったりその前の記憶・・・なんてことある。
なんでそんなことが判るのかって、私は何もわからないですけど筋反射だけは正確に読むことが出来るようにトレーニングしたから。
『人間のカラダは全て知っている』というのがキネシオロジーの面白いところで、食べ物がカラダに合う、合わない。とかそんな単純なことを100万光年くらい飛び越えて宇宙のアカシックレコードにまでアクセス出来る。
しかし、ここまで言うと一般の人は怪しいと引きまくるでしょうし、実際、その『記憶』は本当かどうかなんて証明も出来なければ、する必要もない。
大切なのは、その人のカラダが、何らかの理由で、意識的にか、あるいは無意識にか『私の腰痛は、前世で落馬したときの名残なのだ』と思い込んでるという事実であり、その真相なんてどうでも良いのです。
すべては、あなたの、今、この瞬間の、『どう生きるか』という目標を作る為に、問題の真髄や真相がヒントになるだけなのです。だから、今目の前にある『問題』は本当に愛すべき、私たちの見方。本当に大切に『見つめて』欲しい。
例えばある事故によって、歩行に困難がある男性が2人居るとしましょう。
1人は、30代の男性。工場で事故に会い、現場から離れて今までより肉体的に楽な仕事についています。そして原因を探ってみると、本当はカラダが辛くてもう退きたかった。でも、人生は辛いことを乗り切らないとやっていけない。歯を食いしばってでも頑張るのが人生だ。という親からもらった強い概念があることがわかります。本当は設計の仕事がしたかったから建築界者に入ったのだった。
例えばこの男性が目標を立てる場合『私は設計の仕事で生計をたてます。』がもっともピッタし。かもしれません。つまり、この事故が新しい仕事を始めるチャンスに気がつかせてくれたというだけなのです。
もう1人は60代の男性。子供の頃の事故で片足が不自由。母親に育てられる。父親に子供のころ暴力を振るわれたことが原因だと思っているとします。例えばこの男性の場合だと、『私の人生は自分の意志のままに動き、自由自在に動き回ります。』かもしれません。
つまり、50年もの間、父親に愛情を貰えなかったことを恨みに生きてきたが為に、自分の足を不自由にしたままで居る。でも、もうそこを手放し、自分の人生は、自分自身で司ることが出来る。ってことにいつまでも気がつかないから、50数年の間、その不自由な足は治らないのかもしれません。
同じ歩行困難でもまったく違う目標となるわけです。
さて、目標が定まり、その目標に向かって人生を歩み始めました。その時点で殆どの場合は問題はなくなります。設計の仕事で生計を立てられるようになって、理想のポジションに着く頃には、きっと足の問題があったことさえ、忘れてしまうかもしれない。今までの経験からすると、半分くらいがこのケース。一生持ってたはずのカラダの痛みなのに、その一瞬で治ってしまうという、まるでルルドの泉の松葉杖かと思うような奇跡も、本当に起るんですね。
でももしかすると、そのときの怪我の後遺症は大きくて、多少不自由が残ったままかもしれない。いや。もしかすると殆ど症状は変わらないということもあるかもしれない。
それはそれで良いのです。その人の人生にとって、何かの問題がきっかけとなって、間違った方向に進みかけていた人生が、正しい方向に向き直る。そのこと自体を祝福すれば良いのです。考えても見て下さい。一生嫌な仕事を続け、歯を食いしばって生きて行く人生が、自分の本当の能力を活かせるクリエイティブな人生に変わった。素晴らしいことです。
そして、痛みがまだ残るのだとすれば、そこにはまだ、他にも気がつかなければならない要らない概念があるのかもしれないし、
構造的な問題かもしれず、リハビリを毎日行うというのが目標。という別の方向性も必要なのかもしれません。
そうやって同じ問題に何度もぶち当たったり、1つ解決すれば、また違う問題にぶつかる。でも、そのとき、『あ。これでまた、自分の人生はもっと自分に近づくことが出来るチャンスなんだ』と思えば、良いのです。より明確に。より自分らしい人生に近づく。だから、そうやって生きてると、毎日、毎日、楽になって行く方向しかないから、人生楽しくて仕方ない。
それから、もうひとつポイントがあるんです。
目標を定めるというのは、人生の方向性を決めるのに、本当に大切なことで、そこがクリアじゃないと、人生、すぐに迷い道に突入します。先の見えない真っ暗な洞窟を手探りで進むのと、遠く彼方ではあるけど、一筋の光がさしていて、その光に向かって歩いて行くのとの違いは大きいです。
ただね、この目的や目標でさえ、一度見たら、もう忘れてしまうことがコツなんです。
だって、人生は決して。けっっっっっっっっっっっっっっっっして、自分が計画した通りには進まないからです。
反対に言えば、人生は、私たちの頭の中で計画した程度のつまらないプランより、もっともっと素晴らしく、もっともっと楽しいプランを用意して待ってるんです。
だから、私たちが『絶対にこれが欲しい』と言った瞬間に、その壮大なプランを受け取り損ねてしまう。あーあ。もっと素晴らしいものを用意してたのに・・・。という感じ。
キネシで目標をたてると、大抵の人が「目標の言葉を教えてください。持って帰りたい」と言う。
そりゃ、筋反射を取りながら、詳細まで話し、言葉の端々、言い回し、すべてその人の潜在意識が赴くままに練り上げた目標ですから、まあかなり良い感じにはなってるわけですよね。
でも私はいつも言います。
『いやいや、必要ないです。これは、今日、今の時点で最高最善だと、思ってることで、宇宙はもっと大きなギフトを持ってるかもしれない。だから、拘らないで下さい』と
大切なことは、要らないものを手放し、その問題によって導き出された、新しい方向性に目を向けること。その作業が終わった時点で、もう既に宇宙は違う方向に動き出すのです。
建築に興味があり、設計で身を立てたら素晴らしいなーと思ってたのだけど、もしかしたら、仕事を辞め、自分へのお祝いのつもりで買った宝くじがあたって会社創立資金になって、建築会社を経営することになるかもしれない。
本当に正しい方向にベクトルが向いた時、目標を飛び越えた素晴らしい何かが入ってくるかもしれないんです。
そう。つまり、問題ってのは、そのベクトル。人生の方向性を確かめるための軌道修正みたいなものそして、目標というのは、そのベクトルを定めたあとに、動くための行動のきっかけみたいなもの。一旦動き始めて、波に乗るまでのパドリングみたいなものなのではと思います。いったんその『波』に乗ったなら、今、どの波に乗ろうか・・なんて考えなくて良いんです。
一旦その波に乗ったときに、足を突っ張らないで、曲げるんです。ちょっとくらい違うところに行きそうになっても、自分の軸さえ失わなければ、必ず、柔軟に乗り切れる。でもほら。ちゃんと膝を曲げてれば 笑
それが本当に乗り切れてるときって、思わぬような偶然がどんどんと自分の前に展開し、考えられないようなギフトが次々と振ってくる。これは一度経験したことある人なら、きっと『そうそうそうそうそうそう〜!!』って言うと思う。
みんなで一緒に楽しい波に乗りたいですね。
2 コメント. 新しいものを残す
いつもブログ楽しみに読ませて頂いてます。アメリカでのタントラ、IHのクラスの予定はありますか?
むつみさま
アメリカでのタントラクラスは、NYにて6月の26日から28日にて、またミニクラスが6月19日に行われます!
今日、明日中にお知らせが出来る予定です。
IHはセッションはNYで行います。LAでクラスは10月に行われる予定。私は主催ではないのですが、izumi body logicをチェックしてみてください〜!