↑ この写真は今から15年くらい前かな? 当時の仲いい友達。私の左隣は、この日は参加しなかった大親友の彼。キスマークに代表されるように、キスなんかは、ご挨拶でしてましたね。女の子同士でも。
オープンLOVEの精神は昔からです。
少し開いてしまいましたが、先日の特集でHAIの記事を書きました。HAIはHuman Awareness Instituteで、このワークに来る人たちが求めているのは無条件の愛。
『あなたは私の夫だから、恋人だから・・・』という条件ではなく、今、目の前にいるその人にも心をオープンして、愛を捧げましょう。何の見返りも期待せずに。
そして、その『愛』は精神や、マインドの愛でもあり、その表現である愛撫 ←なんか日本語で言うとやらしーですが、タッチやハグや抱擁 ← うーん。この言葉もねえ。
名前の通り、まさに『人間愛』を広げようとしてるグループ。オープンLOVE。本当に素晴らしい『愛』の世界です。
ここに来てる人は、ついでに、オープン・リレーションシップの人が多くて、つまり結婚していようと、恋人同士であろうと、恋愛は自由よ。って感じ。平たく言えば、セックスもオッケーよという関係。
いやいや、これもどこまでを『セックス』っていうのかなーっていう疑問がつきまとう今日このごろですが。。。
旦那さんの目の前で、裸同士で他の男性と、5分間の抱擁・・・・みたいなのがまあ、普通に繰り広げられていて・・・。
慣れない私としては、『おう。おおおおおおう。』って感じでちょっと動揺してしまうのだけど、まあ、新しい世界観だよね。
私はこのとき、離婚のことで散々疲れていて・・人は、自分の人生を生きなければならないし、人は人を縛ることは出来ない・・・ていうことで、相手を囲う。って感覚がすごく不自然だと思い始めていたから、『ああああ。オープン。リレーションシップってのが、実は、一番自然な愛の形なのかも』って思ったんです。
不倫なんて言葉自体おかしい! 契約を裏切ってしまい、タブーを犯してしまった恋心? 常識的には間違ってても、心を見れば、純愛なんじゃないの? みたいなね。
結婚していようと、恋人がいようと、魅力的な人に惹かれるのは、当然なことだし、その気持ちを隠しながら、あたかも自分の相手だけを愛しているようなフリをするより、よっぽど自然じゃあないか!とね。
一時、ほんとに私もオープン・・・やってみました。すごく勉強になりました。
結婚生活では、相手が自分の思うようにならない・・・って理由で喧嘩が耐えませんでした。彼は、私に家に居て欲しがる。私は世界中飛び回りたい。外でのワークショップの成功を楽しげに語ることが、喧嘩に発展する。私は、彼の散らかすキッチンだとか、トイレだとか、そんな小さいことで、モンクを言っていました。
離婚を決めたとき、ひとつ誓ったことがある。『私はもう2度と、相手をなじらない』『なじるくらいなら、去る』って決めた。
これがね、オープン・リレーションシップだと、すごいラクなんですよ。相手にどんな気に入らないところがあっても良い所だけを見てればいい。
気に入らない所があっても、『自分の独占物ではない』という意識があるし、私には逃げ道もある。『まあいっか。それは他の人と楽しめばいいか』とね。
だからね、素晴らしい時々を過ごせる訳ですよ。誰とも喧嘩もなければ、言い合いもなし。相手の素晴らしいところを愛で続け、相手からもただ、ただ、可愛がられる。
私の場合は一瞬で崩れましたれどね。私の心はそんなに器用に、スイッチを変えることは出来ず、楽しいのは、浅い段階のときだけで、少しでも深くなり始めると、どうにもならなかった。心を超えて魂のレベルで触れ合うその特別な感覚は、なかなか多数の人とシェアするのは難しかった。← これはあくまでも私の場合ね。
ただ、この経験により、例え、どんなにコミット(1人に献身)した相手であろうと、『自分のモノではない』という感覚。 そして『なじるくらいなら去る』という所は変わらなかったので、得るものは大きかったような気がします。
でもここでひとつ大きく学んだのは、『彼が他の女に行くくらいなら、去る』とは全然違う次元なのです。
かつてはそう思ってました。『自分の彼が他の女性と関係を持つなんて、許せない〜!!』そんなことをした瞬間にこちらから願い下げよっ!!なんてね。
自分のパートナーと本当の意味で魂でつながることが出来ると、過去の女性たちが、本当に愛おしい存在に思えてくる。だって、彼女達との経験があってこその彼であって、その恋愛ですったもんだ、してくれたお陰で、もっともっと成長した彼が居る。本当にありがたいことだし、その彼が関わった女性なのだから、自分のカラダの一部みたいなものです。
そして、もしかすると、それは、新しい女性かもしれないけど、もし、その人と関わる必要があるなら、それは、本当に必要なことであり、単なる心移りとか、そういう不純なものではないはず。って感じの信頼があるんですよね。ま、これは、まだ検証したことないので、実際そういうことが起ったら、嫉妬にトチ狂う可能性もありですけど 笑 なんていうのか、そういう不安はまったくないのです。
私には出来なかったたけど、決してオープン・リレーションシップを否定するつもりはなく、反対にそれがうまく行ってる人の話を聞いてみたい。
実は今のところないんですよね。
この記事を書くに際して、『うまく行っている』と言ってるカップルに、『どうやったら、オープン&ハッピーで居られるのかいつかインタビューさせてねー。私には無理だった・・。』
ってメイルしたら、原稿用紙3枚!!の長文メールが来て・・・。
それには、自分たちが、どれだけうまく行ってるかってことが書いてあるんだけど、その説得と言葉の端々がかなり気になる。
『可哀想に。君にはこの素晴らしい世界を体験出来なくて』とか
『僕たちは、ものすごい深い愛と理解で繋がっているんだよ。そこまで行ってない君にはわからないのかも』とか。
いや、ほんとーに幸せなのかなぁ?と読んで逆に思っちゃった。
そんなことを話してたら、私の友達のNちゃんが、家に来た時、こんな話を始めた。。
『この間ね、すごくステキなオープン・リレーションシップのカップルが家に遊びにきてね、その旦那さんが、すごく無邪気になついてくるのだけど、私は、どうも奥さんのことが気になって、ぜんぜんその場を楽しめなかったわ。。。そういうのって、私のブロックなのかしら。。。』って
私は、オープンLOVEに関しては、かなり理解があると思ってたので、『あらー。良いんじゃない?きっとお互いの信頼がすごくあるのよー』なんて言って、その晩はわかれた。
したら、その晩、私の大好きな人が、自分の大親友に、濃厚なキスも間近・・・みたいな夢を見た。私は『ひえええええ』ちょっと待ってよ。ねえ。私も入れて。って近寄るんだけど、彼らはあまりに夢中で、私の存在にも気がつかないの。
超疎外感とともに、すごーーーーーーく。傷ついた私。。。
やっぱりね。オープンLOVEってのは、自分の一番大切な人を巻き込んであげないのなら、成り立たないのかな?なんて。
そのまったく反対で、『彼女のためなら、なんでもしてあげて』って思うようなシーンも過去にはあったのよね。でもそれは、あくまでも自分がいつもその輪の中に居て、『必要なら、一緒に助けようよ』って感覚。
やっぱり、そういうのって、すごく大切なのかなーって夢で学んだ私。
これはあくまでも私の感覚だけど、
自分の大好きな人も、自分も、本当の意味で幸せで居れるなら、なんでもあり! だと思いますよ。 どんな理屈をこねたって、感情には勝てない!
そうそう。日本では本当に多いみたいなので、次回は『不倫』について書いてみようかなーって思います。