(証拠写真文末にあります)
昨日ヴィパッサナーの瞑想を終了してNYに戻ってきました。マサチューセッツのセンターです。
これが私にとっては2回目の参加。今回もきつかった〜! もしかすると初回より。でも行って本当にほんとうに良かったと思ってます。いや、どちらかといえばもし行かなかったら私は明日からまた、行く前と同じ毎日を繰り返していたと思うと、この機会を与えてくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱい。あ。自分もね。イエーイ。亜沙美。良くやった!!
どれくらいそう思ってるかを表すなら、今どうやって自分の家族、旦那、父、兄を説得してヴィパッサナに送り込み、残りの人生を今よりずっと幸せに行きてもらえるのかを真面目に考えてるところ。そして近しい友だちや私をいつもさ支えてくれてるみなさんに!
この中で一番難しいのは家族ですね。実はこの中で一番まだ、セオリーを理解してくれそうなのは父だけど、なんてったって87歳ですからねぇ。10日間、100時間も瞑想するために京都に連れて行く・・・かぁ。
中国に居て銀行の支店長で超多忙の兄に、ちょっと休憩して、瞑想10日間行ってみれば?なんて言っても、まるで耳傾けないだろうなぁ・・・。(ちなみにVipassanaのセンターは世界あちこちにありますー開催地のリンク)そして、なんてったって瞑想からかえってきても『どうだった?』とかそういう言葉が一つも出ない旦那。ほんっっっっっとに興味なさそう。よし、ではまず一番聞いてくれそうな、ブログ読者の方に幸せになってもらおうか!って今朝思って、ここから始めます。
今回の学びを一言で言え!と言われたら、『諸行無常』『因果応報』おわり!
だいたい1日の出来事でさえ、たらたらたらたら長ったらしい文章しか書けない私ですからねえ。そんな完結は出来ません。私をヴィパッサナーに導いてくれたルシアンは『10年以上の学びが10日で得られるよ』って教えてくれた。1回目参加してその通りだと思って、2回目参加して、また新たな、そして忘れていた10年間分の学びがあったから、うーん。ブログ何回コースになるかなぁ・・・。まあ、休みやすみ他のトピックも入れながら、でもしつこく書こうと思います。
さてさて、今日は思いっきり浅いところから!
瞑想が人間をどれだけキレイにするか。人間の内側ってのはかならず外側に現れて来るんですねえ。この瞑想は10日間の間、指導者とマネージャ以外とは話禁止。携帯やラップトップ等がダメなのはもちろんのこと、紙と鉛筆もNG。食堂でご飯を食べてるときだって眼合わせちゃイケナイんですが、でも私は毎日毎日人々の顔を観察してました。もちろん自分のも。人の顔って驚くほど内面を映し出す。皆の顔がどんどん変わって行く。そして自分のは、だいたい5日目くらいに大きく変わったのに気がつきました。
修行中は写真取れないので、Before Afterだけですが、証拠写真とって置いたので見てください。なるべくおんなじ感じ?で取ろうとしたので写真写りとかじゃないと思います。両方アラフォー末期の超スッピン写真なので、年齢は隠しきれないところはありますが、ねー。なんかぜんぜん違う顔でしょうー?ビフォー/アフター。
ちなみにこの10日間はまーいにちサンダースペリーでお手入れをし、アビヤンガ(全身オイルマッサージ)をしてました。ちなみに普段はクレンジングのみ。化粧水もローションも省く日と、それだけはする日と半々・・・。
しかし、この期間は、オイルもマスクも全て、フルコース毎日・・・まず肌が変わりました!
サンダースを始めて使い始めたときの話、今までに何回か書いたので覚えてる方もいらっしゃるかもですが、Beforeの写真、右目の下側、鼻の横あたり?にくっくりと線が入ってるのわかります?
これってサンダースを試した最初の日に、エステシャンの人に『こういう凹みは、肌に張りがないから出来るんですよ。こういうのはすぐに取れますけど』と言われて、一回お手入れしたら取れちゃった。これに感動してつかいはじめていて、どんなに肌の手入れを怠っていても、1回フルコースやればかならず戻っていたこの凹み。
これも、もう最近ではちょっとやそっとじゃ戻らない代物になってたんですが、さすがに10日間の連続フルコースは効いたみたい。あ。すみません。肌の手入れの話じゃなかったんですよね。でも今日は思いっきり『浅い』編なので許して下さい。
ヴィパッサナー瞑想は『ものごとをありのままに見る』瞑想法なんです。そして、自分のカラダの枠組みの中のみを注目する。自分のカラダが心とどのような繋がりを持っているのかを、ひたすら、ひたすら、ひたすら観察し続けるもので、詳しくはヴィパッサナー協会のホームページをご覧下さい。
今書いてることはあくまでも付属的なもので、ヴィパッサナーの真髄ではないのですが、でもまたそれも一つ。だって全部同じ法則に従ってるだけだから。
瞑想中に、食べ物がどのように自分に影響するのか、肌につけたものがどんな風に作用してるのかみたいなことも段々感覚が鋭くなってくるとわかってくるんです。
今回本当に改めて思ったのは、人間、自分のカラダも心も自分で手入れして、良いものを食べて、良い行いをすることなしに、人間は幸せにはなれないというのが基本中の基本です。これは単に、ベースにあるもの・・という意味でもなく、私達の食べるもの、カラダにつけるもの、全てが本当に私達の感情や心理に大きく影響しているということを体感するからです。
例えばアーユルヴェーダでは『蜂蜜は加熱すると毒素になる』と言われてます。だから、熱いお茶なんかに入れたり、料理に使ったりしてはダメと。
ふうんと思い、5時のティーブレイクに、試してみた。スパイスティーに蜂蜜。
5分後に頭が痛くなり、瞑想中にもそれが現れた。次の日に、同じスパイスティーに砂糖を入れてみた。
こちらは特になにもなかった。
その次の日に、紅茶に蜂蜜を入れて飲んでいたら、2口のんで気持ち悪くなってしまってやめた
次の日にもう一度紅茶だけ飲んでみたら、得に何も感じなかった。
『へえ。本当だったんだなぁ』ってわかる。サンダースの化粧品も結構分析出来ましたよ。
まずですが、クレンジングは、クレンジングだけの意味ではなくて、あれはトリートメント要素が強いです。
肌に長くおいてることで、徐々に皮膚の細胞の蘇りを助ける感じ。実は乾燥とかにもすごく効く感じです。
で、オイルは逆にクレンジングの要素がとても強い感じで、内部の毒素を出す働き。一緒に(クレンジング)と一緒に使うのもよし)そして、かならず蒸しタオルとかで拭き取った方が良いです。汚れが表面に浮き出るから。
そして、マスクは一つ一つの粒子の粒を、ひっくり返して、整列に戻す・・・みたいな感じ。だから肌の凸凹がなくなって、絹っぽいかんじにまとまる。木目が細かくなるような感じ。くるりん、くるりんと、粒子が回る感じがわかります。
で、良く聞かれるウイートマスクと、ウイートバームは同じものですか?って質問。
これに始めてちゃんと答えれるかもですが、マスクは肌を変える感じ。化粧水以降、バームでもクリームでもどちらかと言えば守る感じ。だから、成分は非常に似てても違うと思います。
肌を変えたいなら、クレンジング、オイル、マスクでまず勝負して!って感じです。
そういう細かーいこともいっぱいいっぱい体感しました。
私がこの瞑想法が本当に素晴らしいと思うポイントは、『体験によって、全てを自分で学ぶ』というところ。自分のカラダも心も自分で手入れして、良いものを食べて、良い行いをすることなしに、人間は幸せにはなれない とか、こういうことは、誰でも知ってる。当たり前のこと。でも本当に体験のレベルでそれを理解してるのかしていないのか・・によって、その行動はあくまでも表面的なものなのか、それとも『普遍的なその人の真実』となるのかには大きな違いがあることをまざまざと思い知らせてくれます。
さて、本題に戻りましょう。
因果応報!今起こっている全ての出来事は自分が撒いた種である。
・・・・っていわれてもさあー。そりゃー。そうなのかもしれないけど、それを言い始めたら切りないんじゃないのお?って思ったりもするし、こんなの宗教上のたとえ話だろうなぁくらいにしか受け止めない。
じゃあチューリップの種を巻いて、バラが咲いたことがある?トマトを植えてキュウリが取れたことがある?って(講話ではインド風たとえなので、ここでは私風)講話で聞くと。。。うん。まぁ確かにねっても思う。
でもVipassanaで教えられたよううに瞑想してると、瞑想中に次々と自分を苦しめる感情やカラダの痛みは、自分が普段から作り上げているもの以外の何者でもないことが段々とはっきりしてくる。
なんていうのか、今まで本読んで、聖人や賢者の人が言ってることばを『何となくわかった』ことや、『完全にわかったような気になってた』こと、『それでも例外はあるだろう』と疑っていたことなどが、一つ一つ、『ああああああああああ。そうだぁぁぁぁ。その通りだったぁぁぁぁぁぁぁぁ』と。まあ思い続ける10日間を過ごしました。
ちなみにキネシのこともIHのこともTGのことも、普遍的な宇宙の法則に従ってて『理にかなってるなぁ』って思い直したし、あとそうそう。しつこいですが、スキンケアもおんなじ。キレイになりたくて毎日ファンデーションを塗ってても絶対にキレイにならない。塗るのをやめた瞬間に、塗ったが故に押さえつけられていた反応が出る。そしてその毒素を出し続けるためのケアをし続けていると、ついには毒素の元が消え、肌は二度とトラブルを起こさなくなる。
サンダースを広めようと、一生懸命説得してたこのセオリーと、心やカラダの毒素がどのように消えて行くかを解いてる仏陀の教えも相反するものではなかった!
そんな理解で良いんかい?とも思うけど、良いんです。世の中に起こってることは、どんなに浅いことでもどんなに深いことでも、どんなに小さいことでもどんなに広大なことでも、ただただ、1つ『宇宙の法則』という普遍的なルールに従って動いていて、それは絶対に変わることのないもの。
チューリップの種からバラは生まれないとか、死んだ人は蘇らないとか、そういういわゆる『当たり前』のルールに従って動いてるわけなんです。いや、ブッタがホリスティック理論を2500年前に完成していたその人だったとは、知りませんでした。(そうVipassanaで説いているわけじゃないけど)
ちなみにVipassanaは宗教的な要素も、いわゆるスピリチュアル的要素もほとんどありません。本当はスーパースピリチュアルなんでしょうが、『スピリチュアル』で勘違いされたり、スピリチュアルに偏り過ぎて、本来の人間としての役割から眼を背けがちな部分を全て除いて、純粋な宇宙の真実:カラダと心。のみに焦点を当てた、ひたすら現実的な『修行』の場です。
スケジュールはこんな感じ。
4:30-6:30ー瞑想ホール、自分の部屋、あるいはパゴダセルでの瞑想。
6:30-8:00 朝食休憩
8:00-9:00ー全員で瞑想ホールにて瞑想
9:00-11:00-瞑想ホール、自分の部屋、あるいはパゴダセルでの瞑想。
11:00-13:00-昼食休憩
13:00-14:30-瞑想ホール、自分の部屋、あるいはパゴダセルでの瞑想。
14:30-15:30-全員で瞑想ホールにて瞑想
15:30-17:00-瞑想ホール、自分の部屋、あるいはパゴダセルでの瞑想。
17:00-18:00-ティーブレイクー初回の人はフルーツを食べても良い。
18:00-19:00-全員で瞑想ホールにて瞑想
19:00-20:30 講義
20:30-21:00 全員で瞑想ホールにて瞑想就寝
これが私の部屋の写真です。出来たばかりのシングルの部屋。これって本当に贅沢です。ちなみに初回は3人で部屋をシェアしなければならなかったのですが、今回増築が進んで、殆どの人がシングルの部屋をもらえたみたい。
贅沢です〜!! そうそう。言うの忘れてましたけど、この瞑想は食事も宿もついて無料!
なんてことでしょう。でも寄付はします。下限も上限もなし。
持って行った荷物はこれだけ! シンプルライフってなんて楽・・・・
トイレもキレイです。タオルとサンダース一式以外はすべて施設の借り物です。
そう、必要あれば洋服も貸してもらえます。
あー長かったですね。最後まで読んでくれた方。おつかれさまー。
1 コメント. 新しいものを残す
削ぎ落として行くと、頭と体と心と魂。
体のケアはほんとうにだいじ。
頭と心と魂のバランスもすごくだいじ。
シンプル いず ベスト。
よかったね、あさみちゃん。
節